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2026.09.27 ・ ホームページ制作

個人事業主のホームページは5ページで足りる|ひとりでも更新できる構成と自宅住所の載せ方

個人事業主として仕事を始めると、「ホームページくらいは持っておいた方がいいのかな」と一度は考えます。けれど、会社のような立派なサイトは必要なのか、自宅の住所まで載せるのか、作った後に自分ひとりで更新できるのか、迷うところが多いはずです。

この記事では、ひとりで事業をしている方に向けて、必要なページの数、業種ごとに載せたい情報、住所や本名の扱い方、費用と作り方の選び方を具体的にまとめます。

この記事でわかること

  • 個人事業主のホームページに最低限そろえたい5ページ
  • 職人・士業・教室やサロン・フリーランス別に載せたい情報
  • 自宅住所・本名・電話番号をどこまで載せるかの考え方
  • 作り方3つの費用の目安と、ひとりでも更新が続くコツ
目次
  1. 個人事業主にホームページは必要?SNSだけとの違い
  2. 最低限そろえたい5ページと、それぞれに書くこと
  3. 業種別|個人事業主のホームページで見せたい情報
  4. 自宅住所・本名・電話番号はどこまで載せる?
  5. 費用の目安と作り方の選び方|ひとりでも続く運用
  6. よくある質問

個人事業主にホームページは必要?SNSだけとの違い

InstagramやLINE公式アカウントで仕事が回っているなら、急いで作る必要はありません。ただ、仕事の依頼先を探す人は、SNSを見たあとに「この人はどんな仕事を、いくらで、どこまでやってくれるのか」を確かめようとします。その答えをまとめる場所がホームページです。

とくに次のような場面では、ホームページがあるかどうかで相手の安心感が変わります。

  • 法人から仕事を受けるとき(取引前に名前で検索されることが多い)
  • 名刺やチラシを渡した相手が、あとから詳しく調べるとき
  • 料金や対応エリアを、毎回メッセージで説明している手間を減らしたいとき
  • SNSの投稿が流れてしまい、過去の実績が見つけにくくなっているとき

SNSだけ

  • 無料ですぐ始められる
  • 日々の様子が伝わる
  • 料金や実績が流れて埋もれる
  • 名前で検索されても出にくい

SNS+ホームページ

  • 料金と実績をまとめて見せる
  • 屋号で検索したとき出てくる
  • SNSは入口、HPは確認の場
  • 作る手間と維持費がかかる
SNSは「知ってもらう入口」、ホームページは「依頼前に確かめる場所」と役割を分けると考えやすくなります

最低限そろえたい5ページと、それぞれに書くこと

個人事業主のホームページは、はじめから10ページ以上作る必要はありません。更新する人が自分ひとりなので、まずは5ページに絞った方が、公開後も手を入れ続けられます。

ひとりでも回せる基本の5ページ

  1. POINT 1トップ誰の何を、どこで引き受けるかを一文で
  2. POINT 2サービスと料金メニューと金額の目安を同じページに
  3. POINT 3実績・事例写真と一言で3件からでも十分
  4. POINT 4プロフィール経歴・資格・屋号と所在地の範囲
  5. POINT 5問い合わせフォームと返信の目安
よくある質問は、はじめは「サービスと料金」のページ下にまとめれば十分です
ページ 書くことの例
トップ 「福岡市内の飲食店向けに、メニュー撮影を出張で行います」のように、対象・内容・地域を一文で
サービスと料金 メニューごとの金額の目安、含まれる作業、追加料金がかかる条件、支払い方法
実績・事例 写真+依頼内容+かかった期間。お客様名は許可がある場合だけ
プロフィール 屋号、代表者名、経歴、資格、対応エリア、始めたきっかけ
問い合わせ 入力項目は少なめのフォーム、返信までの目安、電話を受けられる時間帯
ポイント

個人事業主のサイトで一番読まれやすいのは「プロフィール」です。会社と違って、依頼する相手は「その人」なので、顔写真が難しければ仕事中の手元や道具の写真でも構いません。人柄が伝わる一段落を入れてください。

業種別|個人事業主のホームページで見せたい情報

5ページの型は同じでも、業種によって「相手が一番知りたいこと」は違います。重心を置くページを変えるのがコツです。

職人・一人親方(大工、設備、塗装、造園など)

  • 施工事例は「施工前→施工後」の写真を並べる
  • 対応エリアを市町名で書き、出張費がかかる範囲も明記
  • 建設業許可や資格があれば番号まで載せる

元請けから名前で検索されることも多いため、事例と資格の見せ方が信頼に直結します。工務店・リフォームの制作例はRe:Craftの制作実績も参考になります。

士業・コンサルタント

  • 得意分野を2〜3つに絞って書く(何でも対応、は伝わりにくい)
  • 相談の流れと、初回相談の料金を明記
  • 所属する会の広告に関する規程に沿った表現にする

士業は、所属団体の会則などで広告の表現に決まりがあることがあります。「日本一」「必ず解決」のような言い回しは避けてください。制作例はあかね司法書士事務所の制作実績をご覧ください。

教室・サロン・治療院

  • 予約方法(予約サイト・LINE・電話)を1つの導線にまとめる
  • 初めての人向けに、当日の流れと持ち物を書く
  • 自宅サロンの場合は、住所の出し方を先に決めておく

整体や鍼灸などは、施術の効果をうたう表現に法律上の制限があります。「治る」「改善を保証」といった言い方は使わないようにしてください。

フリーランス(デザイン、ライター、エンジニアなど)

  • ポートフォリオは、自分の役割と成果を一言ずつ添える
  • 料金は「1本あたり」「1時間あたり」など単位を決めて目安を出す
  • インボイスの登録番号は、請求書に載せていれば十分なことが多い

自宅住所・本名・電話番号はどこまで載せる?

個人事業主のホームページで、いちばん相談が多いのがここです。

項目 考え方の例
住所 来店がなければ「福岡市早良区」のように区や町名までにとどめる方法がある。店舗や教室は来てもらう必要があるので、番地まで載せ地図を添える
本名 屋号と代表者名を並べると信頼につながる。取引先に見せる前提なら載せるのが一般的
電話番号 個人の携帯を出したくなければ、IP電話などで事業用の番号を分ける。受けられる時間帯も書く
ネットで販売する場合 特定商取引法にもとづく表記が必要。住所や電話番号の扱いは、消費者庁の案内を確認したうえで決める
注意

商品やサービスをネットで申し込み・購入できる形にすると、特定商取引法の表記が必要になります。表記を省略できる条件もあるため、自己判断で省かず、消費者庁の特定商取引法ガイドで確かめてから作ってください。

費用の目安と作り方の選び方|ひとりでも続く運用

作り方は大きく3つです。金額は一般的な目安で、ページ数や依頼先によって変わります。

作り方 費用の目安 向いている人
作成ツールで自分で作る 月0円〜数千円 作業時間を取れる人、まず名刺代わりに持ちたい人
一括払いで依頼する 数十万円程度+保守費 構成や文章から相談したい人、資金に余裕がある人
月額制で依頼する 初期0円〜数万円+月額 開業直後で手元資金を残したい人、更新も任せたい人

どの方法でも、作ったあとに放置されるのが一番もったいない形です。安い作り方の見分け方は、次の記事で詳しくまとめています。

あわせて読みたい格安のホームページ制作は大丈夫?安くできる理由と契約前に確かめる10項目安さの理由と、契約前に見るべき点2026.09.26

ひとりでも更新が続く3つの決めごと

  • 更新するのは「実績・事例」だけ、と決める(月1件が目安)
  • 料金を変えたら、その日のうちにサイトも直す
  • 写真は仕事のついでにスマホで撮りためておく

制作費の経理上の扱いは、内容によって変わることがあります。予約や決済などの機能を持つサイトは扱いが異なる場合があるので、税理士や税務署に確認しておくと安心です。

よくある質問

開業届を出す前でも、ホームページは作れますか?

作れます。屋号が決まっていれば準備を進め、開業日に合わせて公開する方法もあります。

個人で頼むと、会社に頼むより品質が落ちますか?

依頼先が個人か会社かより、似た業種の制作経験があるか、公開後にどこまで対応してくれるかで差が出ます。過去の制作例と、保守の範囲を確かめて比べてください。

公開後の保守費は、月いくらくらいかかりますか?

サーバーやドメインの管理だけなら月数千円、更新作業も含めると月1万円前後になることが多いです。何が含まれるかで金額が変わるため、内訳を見て判断してください。

依頼した制作者が仕事をやめたら、サイトはどうなりますか?

ドメインとサーバーが自分の名義になっていれば、別の制作者に引き継いで使い続けられます。契約のときに名義を確認しておくことが大切です。

自宅住所を載せずにGoogleマップに表示できますか?

Googleビジネスプロフィールでは、お客様のもとへ出向く業種なら住所を非表示にし、対応エリアだけを表示する設定があります。来店型の場合は住所の表示が前提になります。

SNSをがんばっていれば、ホームページはいりませんか?

SNSで依頼が十分に来ているなら、急ぐ必要はありません。料金や実績を毎回説明している、法人との取引を増やしたい、といった場面が出てきたら作りどきです。

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