2026.09.02 ・ ホームページ制作

会社概要ページは意外と見られている|載せる項目と、代表挨拶で信頼が伝わる書き方

ホームページを作るとき、会社概要ページは「住所と電話番号を並べるだけ」で済ませてしまいがちです。トップページやサービスページには時間をかけても、会社概要は最後に事務的に埋めて終わり、という会社は少なくありません。

ところが、アクセス解析を見ると、会社概要はトップページの次によく見られているページであることが多いのです。見ている人は、あなたの会社に依頼するかどうかを迷っている最中の人です。

会社概要ページは、誰がどんなときに見るのか

会社概要を開く人には、はっきりした目的があります。「この会社は本当に実在して、任せて大丈夫か」を確かめたいのです。見に来る人はおおよそ次の3種類に分かれます。

  • 依頼を検討している見込み客
  • 取引を始める前の企業の担当者
  • 応募を考えている求職者

見込み客は「近所か」「何年やっているか」を見ます。BtoBの担当者は、社内で稟議を通すために会社名・所在地・設立年・資本金・代表者名を控えます。求職者は、規模と雰囲気、そして働く場所を確かめます。三者とも、確認できなければ次の行動に進めません。逆に言えば、必要な情報がそろっているだけで、話が前に進みやすくなります。

会社概要ページに載せる基本項目

まずは事実の項目をそろえます。凝った表現は不要で、正確さと過不足のなさが価値になります。個人事業主の場合は「屋号・代表者名・所在地・開業年・事業内容」に読み替えれば同じことです。

項目 書き方の注意
会社名・屋号 登記どおりの正式表記。株式会社の前後、旧字体も登記に合わせる
所在地 建物名・部屋番号まで。Googleビジネスプロフィールと一字一句そろえる
電話・営業時間 受付時間と定休日も。スマホでタップして発信できる形にする
設立年・創業年 創業と設立が違うなら両方。年数は続けてきた証拠になる
代表者名 役職とフルネーム。読みにくい姓はふりがなを添える
事業内容 箇条書きで3〜6行。実際にやっている仕事だけを書く
資本金・従業員数 法人取引が多いなら記載。小規模でも隠す必要はない
許認可・資格 建設業許可番号、古物商許可番号など。番号ごと書くと信頼度が上がる
取引銀行・主要取引先 BtoBのみ。取引先名は必ず相手の許可を取ってから

許認可番号は、業種によっては掲載が義務づけられているものもあります。建設業、不動産業、人材紹介業、古物商などに当たる場合は、自社の根拠法令を一度確認しておくと安心です。表記まわりの注意は公開前に確認したいホームページの表記でもまとめています。

地図とアクセスは「行き方」まで書く

住所だけ書いて地図を埋め込んで終わり、という会社概要が多いのですが、来店・来社がある業種では惜しい作りです。最寄り駅からの所要時間、目印になる建物、駐車場の有無と台数まで書いておくと、迷う人が減り、電話での問い合わせも減ります。「◯◯銀行の隣」「白い3階建て」といった一言が、実際にはいちばん役に立ちます。

代表挨拶で信頼が伝わる書き方

代表挨拶は、書き手がいちばん困る部分です。何を書けばいいか分からず、「お客様第一」「地域に貢献してまいります」といった、どの会社にも当てはまる文章になってしまう。読む側からすると、何も情報が増えないまま終わってしまいます。

信頼が伝わる代表挨拶には、共通して次の3つが入っています。

  • なぜこの仕事を始めたのか
  • どんな仕事を大事にしているのか
  • これから何をしていくのか

順番に書けば、300〜600字程度で十分な挨拶文になります。長さより中身で、抽象語をひとつ具体的な出来事に置き換えるだけで印象が変わります。たとえば「丁寧な施工を心がけています」ではなく、「引き渡しの半年後に必ず一度うかがい、季節をまたいだ状態を確認しています」と書けば、丁寧さの中身が伝わります。

他社に置き換えても成立する文章は書き直す

書き上げた挨拶文の会社名を、同業他社の名前に置き換えてみてください。そのまま成立してしまうなら、まだ自社の話になっていません。自社にしか書けないのは、創業のきっかけ、断っている仕事、失敗から変えた仕事のやり方、地域との関わりなどです。文章づくりに詰まったときは、自社の強みを言葉にする5つの質問もあわせてご覧ください。

顔写真は載せたほうがいいのか

結論から言えば、載せられるなら載せたほうが伝わります。特に個人事業主や少人数の会社では、誰が対応してくれるのかが分かることが安心材料になります。ただし、無理に載せる必要はありません。抵抗がある場合は、後ろ姿や作業中の写真、事務所の外観、スタッフ全員の集合写真などでも十分に雰囲気は伝わります。撮り方の考え方はホームページに載せる写真の選び方で詳しく触れています。

沿革と実績は「続けてきたこと」を示す欄

沿革は、年表として並べるだけで会社の歴史が伝わります。創業年、法人化、事務所の移転、新事業の開始、資格や許認可の取得、周年など、書ける出来事を古い順に並べます。行数が少なくても構いません。3行の沿革でも、何もないよりはるかに信頼につながります。

創業から日が浅い場合は、無理に年表を作らず、代表の経歴を書くほうが自然です。「同業で10年勤めた後に独立」という一行があるだけで、経験の裏づけが伝わります。事業そのものの実績は会社概要に詰め込まず、事例ページに分けるほうが読みやすくなります。分け方は実績ページの作り方でまとめています。

更新されていない会社概要は、かえって不安を与える

会社概要は一度作ったら終わり、と思われがちですが、実際にはいちばん古びやすいページです。移転したのに旧住所のまま、代表が交代したのに前代表の挨拶が残っている、従業員数が10年前の数字のまま——こうしたずれは、見る人に「この会社は今も動いているのか」という疑問を持たせます。

次のような変化があったときは、忘れずに直しておきたいところです。

  • 所在地・電話番号・営業時間の変更
  • 代表者や役員の交代
  • 許認可の更新や新規取得
  • 事業内容の追加・終了

特に住所と電話番号は、ホームページとGoogleビジネスプロフィール、名刺、各種ポータルサイトで表記がそろっている必要があります。地図検索での評価にも関わる部分なので、変更時はまとめて直す段取りにしておくと確実です。あわせて、自社で更新できる形になっているかどうかも確認しておきましょう。制作会社に依頼しないと住所ひとつ直せない状態だと、更新は後回しになりがちです。

会社概要ページのつくり方をご相談ください

会社概要は、派手さは要りませんが、抜けがあると確実に損をするページです。何を載せるべきか、代表挨拶に何を書けばいいか迷われている場合は、口頭でうかがった内容をこちらで文章の形に整えるところからお手伝いしています。実際の作りは制作実績を、費用は料金プランをご覧ください。ページ全体の組み立て方は中小企業のホームページに必要なページ構成もあわせてどうぞ。

ご相談は無料です。まずは今のホームページを見せていただくところから、お気軽にどうぞ。無料でデザインを依頼する

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