糟屋郡のホームページ制作、地域名はどう載せる?粕屋・志免・宇美の商圏の決め方

「うちは粕屋町だけど、お客さんの半分は福岡市から来る」「志免町と書くべきか、福岡と書くべきか迷う」——糟屋郡で商売をしていると、ホームページに載せる地域名で手が止まりがちです。生活圏が福岡市と地続きな分、どこまでを自分の商圏として名乗るかがはっきりしないからです。ここを決めないままサイトを作ると、検索で拾われる言葉がぼやけて、近所の人にも遠くの人にも届かないページになってしまいます。
糟屋郡は「町名が細かく分かれた」地域だと理解する
糟屋郡は宇美町・篠栗町・志免町・須恵町・新宮町・久山町・粕屋町の7町からなります。福岡市の東側に隣接し、粕屋町は九州の町村のなかでも人口が多い町として知られています。九州自動車道の福岡インターチェンジや国道3号・201号が通り、JR篠栗線(福北ゆたか線)・香椎線が福岡市中心部と結んでいるため、通勤・通学・買い物の流れがそのまま福岡市へ向かっています。
この「7つの町に分かれていて、しかも生活圏は福岡市と重なる」という構造が、地域名選びを難しくしています。同じ糟屋郡でも、篠栗町の飲食店と粕屋町の卸会社では、来てほしい相手の住んでいる場所がまるで違います。まず自分の商圏を言葉にするところから始めます。
来店型か、訪問型か、広域型かで地域名は変わる
お客さまが店まで足を運ぶ来店型(飲食店・美容室・治療院・教室など)なら、日常的に行き来する範囲が商圏です。糟屋郡の場合、車で15分も走れば隣の町、さらに走れば福岡市東区や博多区に入りますから、自分の町名+隣接する2〜3町+福岡市の隣接区、というくらいが現実的な範囲になります。
逆に、こちらから出向く訪問型(工務店・リフォーム・設備工事・清掃など)は、対応できる移動距離がそのまま商圏です。糟屋郡全域と福岡市、古賀市や新宮町方面まで動けるなら、それをはっきり書いたほうが問い合わせにつながります。BtoBの卸や製造のように全国が相手なら、地域名は所在地を示す情報として置き、勝負は業種名や取扱品目の言葉で行います。
ホームページに載せる地域名の書き方3パターン
地域名の載せ方は、大きく次の3通りです。どれが正解というより、商圏の広さで選び分けます。
| 書き方 | 向いている事業 | 注意点 |
|---|---|---|
| 町名だけ(例: 志免町の○○) | 徒歩・自転車圏の店舗、地域密着の小規模店 | 町名で検索する人の数は多くないため、隣町からの流入を取りこぼしやすい |
| 郡名だけ(例: 糟屋郡の○○) | 郡内を広く回る訪問型、士業・保険など相談型 | 住所の実感が薄く、どこにあるのか伝わりにくい。町名の補足が要る |
| 町名+郡名+隣接エリア | 来店型・訪問型を問わず、多くの事業者 | 並べすぎると不自然になる。対応できない地域は書かない |
おすすめは3つ目です。トップページの見出しやリード文で「糟屋郡粕屋町の○○です。粕屋町・志免町・須恵町・久山町、福岡市東区まで対応しています」と一度書いておけば、町名でも郡名でも探している人に届きます。ここで大事なのは、実際に対応できる地域だけを書くこと。行けない地域まで並べると、断る問い合わせが増えるだけで、お互いに時間の無駄になります。
地図検索(Googleビジネスプロフィール)との役割分担
糟屋郡のように福岡市と生活圏が重なる地域では、スマートフォンで「近くの○○」と探される場面が多くなります。地図に出るかどうかを左右するのはホームページではなく、Googleビジネスプロフィールの情報です。無料で登録できるので、ホームページ制作と並行して整えておきます。
- 正式な住所・電話番号をホームページと一字一句そろえる
- 営業時間と定休日、祝日の扱いを最新にする
- 店内・外観・駐車場の写真を載せる
- サービス内容を、お客さまが使う言葉で書く
- 口コミには短くていいので返信する
ホームページ側の役割は、地図から来た人が「ここで良さそうだ」と判断できる材料を置くことです。料金の考え方、施工や施術の流れ、対応エリア、よくある質問。地図で見つけてもらい、サイトで納得してもらう。この2段構えで考えると、どちらに何を書くかが整理しやすくなります。地図検索そのものの整え方は、福津市の事業者向けに書いた地域集客の記事でも詳しく触れています。
やってはいけないのは「エリアページの量産」
地域名で検索されたいからといって、「粕屋町の○○」「志免町の○○」「宇美町の○○」と、町名だけを差し替えたページを7町分つくるのは避けてください。中身がほぼ同じページが並ぶと、検索エンジンからは価値の薄いページと見なされやすく、サイト全体の評価にも良い影響がありません。読んだ人にとっても、どのページを見ても同じことしか書いていないのは不親切です。
代わりに効くのは、地域名が自然に入る「中身のあるページ」を増やすことです。
- 施工事例・お客様の声に、実施した町名と内容を書く
- ブログで、地域の行事や季節の困りごとに触れながら本業の話をする
- アクセスページに、最寄り駅・インターからの経路と駐車場を書く
たとえば工務店なら「篠栗町のお住まいで外壁の塗り替えを行いました」という事例が1本あるだけで、町名と業種が自然に結びつきます。1ページで無理に全部を狙わず、実際にやった仕事の積み重ねで地域名を増やしていくほうが、結果的に早く効いてきます。実際の見せ方は制作実績のページも参考にしてみてください。
新しく開業する場合は、開店前から地域名を決めておく
これから糟屋郡で店や事務所を構える方は、内装や備品と同じタイミングでホームページと地図登録の準備を始めると、開店直後の「まだ誰にも知られていない期間」を短くできます。開業に合わせた進め方は新宮町で開業する方向けの記事にまとめています。
糟屋郡の事業者がまず整えたい3つのこと
あれもこれもと手を広げる前に、次の3つを先に固めると迷いが減ります。
- 対応エリアを1行で言い切る(町名・郡名・隣接する市区)
- ホームページとGoogleビジネスプロフィールで住所・電話番号をそろえる
- 事例やお知らせを、月1本でいいので地域名入りで積む
費用面では、ホームページの制作費に使える補助金が用意されている場合があります。糟屋郡は町ごとに商工会があり、内容や募集時期は年度によって変わりますので、お住まいの町の役場や商工会の窓口で最新の情報を確認してみてください。制作側の費用感については料金のページに目安を載せています。
糟屋郡のホームページ制作、まずは無料でご相談ください
「どの町名を載せるべきか」「福岡市の会社と比べられたときに何を見せるか」は、業種と商圏によって答えが変わります。WEB PREPAでは福岡県内の事業者向けに、対応エリアの決め方から構成まで含めてご相談を承っています。デザイン案を無料でお作りしていますので、内容を見てから判断していただければ大丈夫です。無料でデザインを依頼する。