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2026.09.29 ・ ホームページ制作

ホームページ制作を依頼するとき、何を伝えればいい?丸投げできる範囲と依頼メモの書き方

ホームページ制作を依頼しようと思っても、「何を決めてから連絡すればいいのか」「どこまで任せていいのか」が分からず、問い合わせの手が止まってしまう方は少なくありません。

実は、依頼する側が最初から完璧な資料をそろえる必要はありません。ただ、いくつかのことを先に決めておくだけで、見積もりのぶれや公開後の「思っていたのと違う」がぐっと減ります。この記事では、依頼する側の準備に絞ってまとめました。

この記事でわかること

  • 依頼する前に決めておきたい5つのこと
  • 制作側に丸投げできること・依頼者にしかできないこと
  • A4一枚の「依頼メモ」の書き方と記入例
  • 依頼したあとに依頼者がやる作業と時間の目安
目次
  1. ホームページ制作を依頼する前に決めておく5つのこと
  2. 依頼したら丸投げできる?任せられる範囲の線引き
  3. 依頼メモの書き方|A4一枚で伝わる項目と記入例
  4. 依頼前にそろえる素材のチェックリスト
  5. 依頼したあと、依頼者がやる作業と時間の目安
  6. よくある質問

ホームページ制作を依頼する前に決めておく5つのこと

制作会社やフリーランスが最初に知りたいのは、デザインの好みよりも「何のためのサイトか」です。次の5つが決まっていれば、最初の打ち合わせはほぼ迷わず進みます。

依頼前に決めておく5つのこと

  1. POINT 1サイトの目的問い合わせ・来店・採用のどれを一番増やすか
  2. POINT 2来てほしいお客様地域・年代・どんな悩みを持つ人か
  3. POINT 3予算の上限制作費と、公開後に毎月払える金額
  4. POINT 4公開したい時期開業日・繁忙期の前など、理由とセットで
  5. POINT 5社内の窓口と決める人確認して返事をする人を1人に絞る
5つ目の「窓口」が決まっていないと、確認のたびに意見が割れて進行が止まりやすくなります

特に抜けやすいのが3と5です。予算は「制作費いくら」だけでなく、公開後に毎月いくらまでなら払えるかも伝えると、一括払いか月額制かといった提案の幅が変わります。

ポイント

決まっていない項目は「未定」と書いて大丈夫です。空欄のままより「まだ決まっていないので相談したい」と伝えるほうが、制作側も選択肢を出しやすくなります。

依頼したら丸投げできる?任せられる範囲の線引き

「全部お任せでお願いしたい」という依頼はよくあります。多くの作業は制作側が引き受けられますが、会社の事実や判断に関わる部分だけは依頼者にしか分かりません。

作業 制作側に任せられる 依頼者がやる
ページ構成・デザイン 構成案とデザイン案の作成 案を見て良し悪しを判断
文章 ヒアリングをもとに原稿を作成(対応範囲は要確認) 料金・資格・沿革など事実の確認
写真 素材写真の選定・撮影の手配(有料の場合あり) 社内・施工・スタッフの写真の用意
ドメイン・サーバー 取得・設定の代行 契約名義を誰にするか決める
公開後の運用 更新代行・保守(契約内容による) お知らせや実績のネタを出す

表の右側は、どんなに腕のいい制作会社でも代わりにできません。たとえば料金表の金額や「創業◯年」の数字を制作側が推測で書くと、あとで事実と食い違って信頼を落とします。

注意

「文章もお任せ」の範囲は依頼先によって大きく違います。ヒアリングから書き起こしてくれるのか、依頼者の原稿を整えるだけなのかは、見積もりの段階で必ず確認しておきましょう。

依頼メモの書き方|A4一枚で伝わる項目と記入例

問い合わせや打ち合わせの前に、A4一枚程度の「依頼メモ」を用意しておくと話が早く進みます。立派な提案依頼書である必要はなく、箇条書きで十分です。

  • 会社名・業種・所在地・対応エリア
  • サイトの目的(第1位を1つだけ)
  • 来てほしいお客様の具体像
  • 今困っていること(例:問い合わせが月0件)
  • 参考にしたいサイトのURLと、気に入った点
  • 必要だと思うページ
  • 予算の上限(制作費・月々)と公開希望時期
  • 窓口担当者と連絡のつきやすい時間帯

伝わりにくい書き方と、伝わる書き方

項目 伝わりにくい例 伝わる例
目的 会社の顔になるサイト 外壁塗装の見積もり依頼を増やしたい
お客様 幅広い方 市内の築20年前後の戸建てに住む50〜60代
デザイン おしゃれな感じ このURLのように、写真が大きく文字が少ない雰囲気
困りごと 集客したい 紹介以外の新規が年に数件しかない

「伝わる例」に共通するのは、誰が読んでも同じ場面を思い浮かべられることです。参考サイトはURLだけでなく「どこが良いと思ったか」を一言添えると、制作側の解釈違いを防げます。依頼先の探し方や見積書の比べ方は、次の記事で詳しくまとめています。

あわせて読みたいホームページ制作会社の選び方|依頼の流れ・見積書の比べ方・契約前の質問リスト依頼先の種類と、見積書で比べたい項目をまとめました2026.08.01

依頼前にそろえる素材のチェックリスト

素材は後から出しても構いませんが、手元にあるかどうかだけは先に確認しておくと、制作期間の見通しが立ちます。

  • ロゴのデータ(できれば元データ、無ければ画像)
  • 会社概要の情報(正式名称・代表者名・設立年・許認可番号)
  • 料金表やメニュー表の最新版
  • 施工事例・商品・店内・スタッフの写真
  • 会社案内やチラシ(文章のもとになる)
  • 既存サイトがある場合は、ドメインとサーバーの契約情報

見落としやすいのが最後の項目です。既存サイトのドメインを前の業者名義で契約していると、移管の手続きに時間がかかります。契約者が分からない場合は、依頼の段階でそのまま伝えておけば、制作側が確認の手順を案内できます。

ポイント

写真がそろっていなくても依頼はできます。ただ、施工事例や店内の雰囲気は自社の写真に勝るものはありません。スマートフォンでも、明るい時間帯に横向きで撮っておくだけで使える写真が増えます。

依頼したあと、依頼者がやる作業と時間の目安

依頼したあとも、依頼者の出番はいくつかあります。忙しい時期と重ならないよう、あらかじめ予定に入れておくと進行が止まりません。

依頼後に依頼者がやる4つの作業

  1. STEP 1ヒアリング1〜2時間ほど
  2. STEP 2素材の提出写真・資料を送る
  3. STEP 3案の確認修正点をまとめる
  4. STEP 4公開前チェックスマホで全ページ
確認の返事が遅れると、その分だけ公開日も後ろにずれます

確認のときに見るポイント

デザイン案や原稿の確認では、見た目の好みより先に「事実が正しいか」「お客様が迷わないか」を見ます。

  • 社名・住所・電話番号・料金に誤りがないか
  • スマートフォンで問い合わせボタンがすぐ見つかるか
  • 社内の人しか分からない言葉が使われていないか
  • 修正点は1回にまとめて、窓口の方から伝える

修正を何人もがばらばらに送ると、指示が食い違って手戻りが増えます。窓口を1人に絞っておくことが、依頼者側にできるいちばん効果的な進行管理です。

よくある質問

何も決まっていない状態で依頼しても大丈夫ですか?

大丈夫です。目的や予算を一緒に整理するところから始められる依頼先も多くあります。「決まっていないこと」をそのまま伝えるほうが、話が早く進みます。

写真や文章が用意できないのですが、依頼できますか?

依頼できます。素材写真の利用や撮影の手配、ヒアリングからの原稿作成に対応している依頼先を選びましょう。ただし料金や資格など事実に関わる部分は、依頼者の確認が必要です。

フリーランスと制作会社、依頼するならどちらがいいですか?

フリーランスは窓口と作り手が同じで話が通りやすく、制作会社は分業で大きめの案件に対応しやすいのが特徴です。規模の大小より、公開後の保守まで続けて相談できるかで選ぶのがおすすめです。

公開後の保守費用は月いくらかかりますか?

サーバーやドメインの維持だけなのか、更新代行やセキュリティ対策まで含むのかで大きく変わります。依頼の段階で「月額に何が含まれるか」を一覧でもらって比べましょう。

依頼先が廃業したら、ホームページはどうなりますか?

ドメインやサーバーが依頼先の名義だと、更新が止まってサイトが表示されなくなるおそれがあります。契約時に名義を自社にしておくか、ログイン情報を受け取っておくと安心です。

途中でページを追加したくなったら、費用は増えますか?

見積もりに含まれていないページや機能を追加すると、多くの場合は追加費用がかかります。依頼前に「必要だと思うページ」を書き出しておくと、途中の追加を減らせます。

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