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2026.10.13 ・ ホームページ制作

ホテルのホームページは予約サイトがあっても必要?直接予約が増える構成と料金の書き方

予約サイトにはもう掲載しているし、ホームページは昔作ったままでいいかな。そう考えているホテルの方は少なくありません。一方で、手数料を考えると公式サイトからの予約を増やしたい、という声もよく聞きます。

ホテルのホームページは、予約サイトと同じ情報を並べても予約は増えません。読む人がどこから来て、何を確かめたいのかに合わせて、客室・料金・予約の流れを組み立てる必要があります。この記事では、宿のタイプ別の見せ方、必要なページ構成、料金の書き方と表示のルールまで具体的に整理します。

この記事でわかること

  • 予約サイトと公式サイトの役割の違い
  • ビジネス・観光・小規模の宿で変わるトップの見せ方
  • 必要な8ページと客室ページの書き方
  • 総額表示・宿泊税など料金の書き方の注意点
  • 直接予約までの流れと作る順番
目次
  1. ホテルのホームページは予約サイトと何が違う?
  2. 宿のタイプで変わるトップページの見せ方
  3. 必要な8ページと客室ページの書き方
  4. 料金と予約の書き方|総額表示と宿泊税の注意点
  5. 直接予約までの流れと作る順番・費用
  6. よくある質問

ホテルのホームページは予約サイトと何が違う?

予約サイトは「泊まる場所を探している人」が集まる場所です。公式サイトは、予約サイトや地図アプリで候補に残ったあと、ホテル名で検索して確かめに来る人が読みます。同じホテルの情報でも、読む人の段階が違います。

比べる点 予約サイト 公式サイト
来る人 エリアで探す人 ホテル名で調べる人
書ける量 決まった枠だけ 制限なし
手数料 予約ごとにかかる かからない
見せ方 他の宿と横並び 自分の宿だけ
お客様情報 予約サイト側にも残る 自分で管理できる

つまり公式サイトは、予約サイトの代わりではなく「最後のひと押し」の場所です。予約サイトで比べてから公式サイトを見て、「こちらから予約しても大丈夫そう」と思えたときに直接予約が入ります。

予約が増えない公式サイト

  • 客室写真が数枚だけ
  • 料金は予約画面まで不明
  • お知らせが数年前のまま
  • 予約ボタンが下のほう

予約が入る公式サイト

  • 客室ごとに写真と広さ
  • 料金の目安が先に分かる
  • 季節のプランが新しい
  • どの画面にも予約ボタン
公式サイトは「確かめに来た人」が迷わず予約できるかで差がつく

宿のタイプで変わるトップページの見せ方

同じ「ホテル」でも、お客様の目的が違えば、最初に見せるものが変わります。自分の宿のお客様に一番多い目的から決めましょう。

宿のタイプ お客様が知りたいこと トップで先に見せるもの
ビジネスホテル 駅からの距離
仕事のしやすさ
徒歩分数
Wi-Fi・デスク
観光・リゾート 景色と過ごし方 客室からの眺め
食事・温泉
小さなホテル
ゲストハウス
雰囲気と人 共用スペース
オーナーの紹介
家族向け 子ども連れで困らないか 添い寝の条件
和室・駐車場

福岡県内で見ると、福岡市の博多・天神周辺は出張と観光のお客様が混ざりやすく、北九州市の小倉周辺は出張やイベントでの利用、久留米市は出張や帰省、周辺観光の拠点として選ばれることが多い地域です。たとえば駅前のホテルなら、トップの最初の画面に「博多駅から徒歩◯分」のように駅名と分数を入れるだけで、出張の方が知りたいことに答えられます。

ポイント

トップの最初の画面に入れる文字は「どんな人に向いた宿か」と「駅や観光地からの近さ」の2つに絞ります。キャッチコピーより先に、お客様が比べている条件を答えるほうが予約につながります。

必要な8ページと客室ページの書き方

客室数が数十室までのホテルなら、次の8ページで十分に始められます。最初から全部を作り込まなくても、優先度の高いページから整えれば公開できます。

ページ 載せる内容 優先度
トップ 宿の特徴
予約ボタン
最優先
客室 タイプ別の写真
広さ・ベッド
最優先
プラン・料金 料金の目安
含まれるもの
最優先
アクセス 駅から・駐車場
地図
高い
館内・食事 朝食・大浴場
営業時間
高い
よくある質問 チェックイン時間
キャンセル
高い
周辺の過ごし方 観光地・飲食店 あとから
お知らせ 季節のプラン
休館日
あとから

客室ページは「比べる材料」を全部そろえる

客室ページは、予約サイトと比べられやすいページです。写真がきれいでも、広さやベッドの幅が書いていないと、お客様は予約サイトに戻って確かめます。

項目 伝わりにくい例 伝わる例
広さ ゆったりした客室 18㎡
ベッド セミダブル 幅140cm×1台
定員 2名まで 大人2名
添い寝1名まで
眺め 眺めの良い部屋 8階以上・海側
設備 充実のアメニティ 加湿空気清浄機
電子レンジ

写真は、ベッド全体・窓からの景色・水回り・デスクの4枚を客室タイプごとにそろえると、比べたい情報がひととおり伝わります。写真の撮り方や季節の情報の見せ方は、宿向けの記事で詳しくまとめています。

あわせて読みたいホームページ制作で差がつく朝倉市の旅館・宿|写真と季節情報の見せ方客室・料理・風呂・館内の写真の撮り分け方2026.09.05

料金と予約の書き方|総額表示と宿泊税の注意点

料金は、ホテルのホームページで一番トラブルになりやすい部分です。予約画面に進むまで料金が分からない作りは、お客様が離れる原因にもなります。プランのページで「1泊2名で◯円から」のように目安を先に見せておくと安心です。

書き方で気をつけたい4つのこと

  • 料金は消費税込みの総額で書く
  • 宿泊税・入湯税が別にかかるなら明記する
  • 朝食付きか素泊まりかをはっきり書く
  • キャンセル料は日数ごとに書く

消費者向けの価格は、消費税を含めた総額で表示するルールがあります。「◯円(税抜)」だけの表示は避けましょう。また「通常価格◯円のところ今だけ◯円」のような書き方は、実際にその通常価格で売っていた期間がないと景品表示法上の問題になるおそれがあります。

福岡県内のホテルは、宿泊税の書き方も確認が必要です。福岡県の案内では、宿泊者1人1泊あたり次の金額になっています(2026年10月時点。最新の金額は県・市の公式ページで確認してください)。

ホテルの所在地 宿泊税(1人1泊)
福岡市(2万円未満) 200円
福岡市(2万円以上) 500円
北九州市 200円
その他の県内(久留米市など) 200円

宿泊税は宿泊料金とは別にお預かりするものなので、料金ページやよくある質問に「別途、宿泊税がかかります」と書いておくと、チェックイン時の説明がスムーズになります。福岡市のように料金によって税額が変わる場合は、どの料金から変わるかも添えておくと親切です。

注意

予約サイトと料金をそろえる条件が契約に入っている場合があります。公式サイトだけ安くする前に、予約サイトとの契約内容を確認しましょう。値段で差を付けにくいときは、公式サイト限定の特典で違いを出す方法があります。

直接予約までの流れと作る順番・費用

直接予約は、ホテル名の検索から予約完了までの流れのどこかで止まらないことが大切です。お客様の動きを順番に並べると、各ページで何をすればいいかが見えてきます。

公式サイトで予約が決まるまで

  1. STEP 1ホテル名で検索地図や予約サイトから
  2. STEP 2客室と料金を確認広さ・総額・朝食
  3. STEP 3不安を解消アクセス・キャンセル
  4. STEP 4予約画面へ日付と人数を選ぶ
どの段階のページにも、予約画面へ進むボタンを置く

予約の受け付けは、すでに使っている予約システム(予約エンジン)の画面につなぐ形が一般的です。ホームページ側では、日付と人数を選んで予約画面へ進めるボタンを、スマホで画面の下に常に出しておくと押されやすくなります。あわせてGoogleビジネスプロフィールのホテル情報を最新にし、公式サイトのURLを入れておきましょう。

作る順番と費用の目安

進め方 内容 費用の目安
まず整える トップ・客室・料金
アクセス・FAQ
20万〜40万円前後
あとから足す 周辺の過ごし方
お知らせ・英語
1ページ数万円〜
月額制で作る 初期を抑えて
更新も依頼
月額で分割

金額は制作会社や写真撮影の有無で大きく変わるため、あくまで目安です。WEB PREPAでは、福岡・百道浜の海辺のホテルを想定したデモサイト「TIDEWELL HOTEL」で、客室選びから予約・会員ページまでの流れを形にしています。写真を大きく見せる構成や予約ボタンの置き方の参考にしてください。

よくある質問

予約サイトに載っていれば、ホームページはいりませんか?

予約サイトだけでも予約は入りますが、ホテル名で検索した人が最後に確かめに来る場所が公式サイトです。客室の細かい情報や館内のルール、周辺の過ごし方など、予約サイトの決まった枠では書ききれない情報を置けるのが公式サイトの役割です。

公式サイトの料金を予約サイトより安くしてもいいですか?

予約サイトとの契約で、料金の付け方に条件が決まっている場合があります。まず契約内容を確認してください。値下げが難しい場合は、公式サイト限定の特典(チェックアウト延長や朝食の内容など)で差を付ける方法もあります。

英語のページは最初から必要ですか?

海外からのお客様が多いなら、客室・料金・アクセス・館内ルールの4つだけでも英語で用意すると問い合わせの手間が減ります。少ないうちは日本語で作り、あとから英語ページを足せる作りにしておけば十分です。

公開後の保守は月いくらくらいかかりますか?

制作会社によって幅がありますが、サーバー・ドメインの管理と軽い修正を含めて月数千円から1万円台が多い印象です。WEB PREPAは初期費用0円の月額制で、保守も月額に含めています。プランや料金の書き換えを毎回依頼するのか、自分で更新するのかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。

制作会社が廃業したら、ホームページはどうなりますか?

ドメインとサーバーの契約者が誰かで変わります。ホテル名のドメインを制作会社の名義で持っていると、移すのに手間がかかります。契約前に「ドメインの名義」「データを受け取れるか」の2点を確認しておきましょう。

フリーランスと制作会社、どちらに頼むのがいいですか?

費用と相談のしやすさはフリーランス、体制の厚さは制作会社が有利なことが多いです。ホテルの場合は、使っている予約システムとつなげた経験があるか、季節のプラン更新を誰がどう行うかまで話せる相手かで選ぶのがおすすめです。

ホテルのホームページ制作のご相談はWEB PREPAへ

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