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2026.10.13 ・ ホームページ制作

EU共通充電器ラベルの出し方|スマホ・イヤホンをEUへ売るShopify向け

「EU向けにイヤホンやモバイル機器を販売していて、充電器のマークを出す必要があると聞いた」。電子機器を扱う越境ECのストアでは、こうした話題を目にする機会が増えていると思います。

ただ、どの商品に、何を、どこへ表示すればいいのかは、英語の法令を読まないと分かりにくいところです。この記事では、EUの共通充電器ルールのうちネットショップに関係する部分を日本語で整理し、Shopifyでの表示方法まで説明します。

この記事でわかること

  • EUの共通充電器ルールで販売店に求められる表示
  • 対象になる13種類の機器と、適用が始まった時期
  • 価格の近くにピクトグラムとラベルを出すShopifyでの方法
目次
  1. EU共通充電器ルールとは?販売店にも表示が求められる理由
  2. 対象になる機器と時期|スマホからノートPCまで13種類
  3. ラベルで伝える3つの情報と、ネットショップでの表示位置
  4. Shopifyで表示する方法|手作業とアプリの違い
  5. PREPA: Charger Label の使い方と料金
  6. よくある質問

EU共通充電器ルールとは?販売店にも表示が求められる理由

EUでは、無線機器指令を改正した指令 (EU) 2022/2380 によって、スマホなどの充電端子をUSB Type-Cにそろえるルールが決まりました。あわせて、充電器が同梱されているかどうかをお客様が買う前に分かるよう、「ピクトグラム(図のマーク)」と「充電ラベル」を表示するルールもできています。

ネットショップに関係するのは、メーカーだけでなく販売店にも、ラベルが見える形で表示されているようにする役割がある点です。通信販売の場合は、価格表示の近くに出すことが求められています。

項目 内容
根拠 指令 (EU) 2022/2380(無線機器指令 2014/53/EU の改正)
表示するもの 充電器の同梱の有無を示すピクトグラム、充電ラベル
ネットショップでの位置 価格表示の近くに、見やすく読みやすい形で
販売店の役割 ピクトグラムとラベルが表示されているようにする
ポイント

充電器を付けずに売る場合でも表示は不要になりません。「同梱なし」を示すピクトグラムがあり、お客様が充電器を別に用意する必要があるかを買う前に判断できるようにするのが目的です。

対象になる機器と時期|スマホからノートPCまで13種類

対象は、指令の附属書に並んでいる13種類の機器です。ノートPCだけ、適用の開始が遅く設定されています。

対象の機器 適用開始
携帯電話、タブレット、デジタルカメラ、ヘッドホン、ヘッドセット、携帯型ゲーム機、ポータブルスピーカー、電子書籍リーダー、キーボード、マウス、携帯型ナビ、イヤホン 2024年12月28日
ノートPC 2026年4月28日

自社の商品がどれに当たるかは、商品の種類と充電のしかたをメーカーの情報で確かめて判断します。ケーブルや充電器そのもののように、一覧の機器ではない商品もあるため、まずは取扱商品を一覧にして当てはまるものに印を付けるところから始めると整理しやすくなります。

ラベルで伝える3つの情報と、ネットショップでの表示位置

ラベルで伝える3つの情報

  1. POINT 1充電器の同梱「あり」「なし」を図で示す
  2. POINT 2必要な電力の範囲最小と最大のワット数
  3. POINT 3USB PD対応急速充電の規格に対応か
共通充電器のピクトグラムと充電ラベルで伝える情報

ワット数やUSB PDへの対応は、お店が決めるものではありません。取扱説明書やパッケージ、メーカーの資料に書かれている値をそのまま使います。

気をつけたいのがバリエーションです。同じ商品で「充電器あり」「充電器なし」の両方を売る場合、選ばれたバリエーションに合わせてピクトグラムも切り替えないと、実際の同梱内容とマークが食い違ってしまいます。

表示する場所 考え方
商品ページの価格のすぐ下 価格表示の近くという条件に合わせやすい
バリエーションの切り替え 充電器の有無に合わせてマークを切り替える
商品説明の本文の奥 価格から離れるため、この位置だけに置くのは避けたい

価格まわりの表示は、総額表示などほかにも気をつける点があります。国内向けの価格表示の基本は、次の記事で整理しています。

あわせて読みたいホームページの料金表示はどう書く?価格表示3パターンと総額表示・二重価格の注意点価格表示の3パターンと注意点をまとめています2026.08.04

Shopifyで表示する方法|手作業とアプリの違い

Shopifyでの表示方法は、大きく分けて手作業とアプリの2つです。違いを表にまとめました。

比べる点 手作業 アプリ
図の作成 附属書を見ながら自分で作る 公式の比率で自動で描画
表示位置 テーマを編集して価格の近くへ 価格の下にブロックを追加
商品が多い場合 1商品ずつ設定する コレクションやタグで一括設定
充電器なしのバリエーション 画像を差し替えて管理する 名前で判定して自動で切り替え
費用 0円(作業時間がかかる) 10商品まで無料

取扱商品が数点で、テーマの編集にも慣れているなら手作業でも対応できます。商品数が多い場合や、バリエーションで同梱内容が変わる場合は、アプリで管理した方が表示の食い違いを防ぎやすくなります。

PREPA: Charger Label の使い方と料金

PREPA: Charger Label は、WEB PREPAが開発したShopifyアプリです。公式の図に沿ったピクトグラムと充電ラベルを、商品ページの価格の近くに表示します。Shopify App Storeのアプリページから無料でインストールできます。

3ステップで表示できます

  1. STEP 1充電情報を入力3つの質問に答える
  2. STEP 2商品に保存まとめて反映
  3. STEP 3商品ページに追加価格の下に表示
PREPA: Charger Label の設定の流れ
  • EUの比率どおりに描いた公式のピクトグラムと充電ラベル
  • コレクションや商品を選び、3つの質問に答えるだけで設定
  • 「without charger」など名前で判定し、充電器なしのバリエーションは自動で切り替え(判定する語は詳細設定で変更可)
  • ソフトウェア更新・セキュリティ更新の期間もラベルの横に表示
  • プレビューを見ながら設定し、テーマエディタへワンクリックで追加
  • 管理画面は日本語・英語・ドイツ語に対応
プラン 料金 できること
無料 0ドル ピクトグラムと充電ラベルを10商品まで
有料 月額0.99ドル 商品数無制限(14日間の無料体験あり)
ご利用の前に

このアプリは、ピクトグラムと充電ラベルの表示を手助けするものです。どの商品が対象になるか、ワット数などの数値が正しいかの確認は販売者の責任で、アプリを入れただけで法令への対応が保証されるわけではありません。

設定を任せたい場合は、WEB PREPAのお問い合わせからご相談ください。

よくある質問

日本から発送しているストアも対象になりますか?

EUの消費者に対象の機器を販売する場合は、確認しておきたいルールです。EUの外から販売する場合の扱いは取引の形によって変わることがあるため、判断に迷うときはEUの製品規制に詳しい専門家に確認してください。

充電器を同梱していない商品にも表示は必要ですか?

ピクトグラムは充電器が同梱されているかどうかを示すマークなので、同梱していない場合は「同梱なし」の図を表示します。必要な電力などを示す充電ラベルもあわせて表示します。

ワット数やUSB PDの対応は、どこで調べればいいですか?

お店が決める数値ではないため、メーカーの取扱説明書やパッケージ、メーカーの資料に書かれている値を使ってください。分からない場合は仕入れ先やメーカーに確認します。

自分でマークの画像を作って載せてもいいですか?

ピクトグラムとラベルの形や比率は指令の附属書で決められています。似せて作った画像ではなく、附属書の図に沿ったものを使ってください。

アプリを入れれば、EUの法令に対応できたことになりますか?

アプリはピクトグラムと充電ラベルの表示を手助けするものです。どの商品が対象になるか、入力した数値が正しいかの確認は販売者の責任で、アプリを入れただけで法令への対応が保証されるわけではありません。

無料プランでは何商品まで使えますか?

10商品まで無料で表示できます。11商品以上に表示する場合は月額0.99ドルの有料プランになり、14日間の無料体験があります。

ソフトウェア更新の期間も表示できますか?

はい。ソフトウェア更新とセキュリティ更新の期間を、充電ラベルの横に表示できます。期間はメーカーが示している情報をもとに入力してください。

電子機器のEU向け表示はWEB PREPAにご相談ください

アプリの導入代行や、商品ページへの表示の調整もお手伝いします。

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