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2026.10.15 ・ ホームページ制作

クリニックのホームページ、何を載せる?診療科別の見せ方と診療時間・予約の書き方

開業準備で忙しいなか、ホームページは「とりあえず診療時間と地図があればいい」と後回しになりがちです。けれど、初めて受診する方は、来院の前にクリニック名や「地域名+診療科」で検索して、ホームページで診療時間や場所を確かめてから受診先を決めることがあります。

クリニックのホームページは、デザインよりも「今日行けるか」「自分の症状を診てもらえるか」にすぐ答えられるかで差がつきます。この記事では、診療科ごとの見せ方、診療時間表と予約の書き方、医療広告のルールまで、作る前に決めておきたいことを具体的に整理します。

この記事でわかること

  • 患者さんが受診前に確かめていること
  • 内科・小児科・皮膚科などで変わる最初の画面
  • 必要なページ構成と診療時間表の書き方
  • 医療法で決められた広告のルール
  • 開業前に作るときの順番と費用
目次
  1. 患者さんは受診前に何を確かめている?
  2. 診療科で変わる最初の画面の見せ方
  3. 必要なページと診療時間表の書き方
  4. 医療広告のルールで気をつける4つのこと
  5. 開業前に作るときの順番と費用の目安
  6. よくある質問

患者さんは受診前に何を確かめている?

クリニックのホームページを開く人は、たいてい体調が悪いか、家族の具合を心配している人です。ゆっくり読む余裕はありません。スマホで開いて、数秒で知りたいことが見つからなければ、検索結果に戻って別のクリニックを探します。

開く場面 確かめたいこと 答える場所
今日行けるか迷う 今の時間に受付中か トップの最初の画面
初めて受診する 持ち物・初診の流れ 初診の方へ
子どもの発熱 発熱時の受診方法 トップのお知らせ欄
専門の症状がある その症状を診るか 診療内容のページ
車で行きたい 駐車場の台数と場所 アクセス

表の「答える場所」がばらばらなのには理由があります。全部をトップに詰め込むと、かえって探しにくくなるからです。トップには「受付中か」「どこにあるか」「予約できるか」だけを置き、細かい説明はそれぞれのページに分けます。

迷わせるホームページ

  • 院長のあいさつが最初
  • 診療時間が画像だけ
  • 休診のお知らせが埋もれる
  • 予約の方法が分からない

迷わせないホームページ

  • 診療時間と予約が最初
  • 診療時間は文字の表
  • 臨時休診はトップの上部
  • 電話とWeb予約を並べる
最初の画面で「今日行けるか」に答える

診療科で変わる最初の画面の見せ方

同じクリニックでも、診療科によって患者さんが急いで知りたいことは違います。最初の画面に何を出すかは、自院でいちばん多い問い合わせから決めるのが確実です。受付スタッフに「電話でよく聞かれること」を3つ挙げてもらうと、そのまま最初の画面に置く項目になります。

診療科 よく聞かれること 最初の画面に置くもの
内科 発熱でも受診できるか 発熱時の受診方法
受付時間
小児科 予防接種・健診の枠 一般診療と予防接種の時間
皮膚科 保険診療か自費か 保険診療と自費の入口
整形外科 リハビリの時間・駐車場 リハビリの受付時間
駐車場の台数
耳鼻いんこう科 待ち時間 順番受付の方法

複数の診療科を標ぼうしている場合は、トップで診療科を並べるだけでなく、「お子さまの診療」「大人の診療」のように患者さんの立場で入口を分けると迷いにくくなります。

ポイント

最初の画面の文章は「地域名+診療科+クリニック名」と「受付時間」が入っていれば十分です。理念や院長の想いは、2つ目以降のブロックや院長紹介のページで伝えます。

必要なページと診療時間表の書き方

無床のクリニックであれば、次の8ページ前後で始められます。開業時に全部をそろえなくても、優先度の高いページから公開して、あとから足していけば問題ありません。

ページ 載せる内容 優先度
トップ 受付時間・予約
お知らせ
最優先
診療案内 診療科ごとの症状
検査の内容
最優先
初診の方へ 持ち物・受付の流れ 最優先
アクセス 地図・駐車場
最寄り駅から
最優先
院長紹介 経歴・資格
診療の考え方
高い
院内の紹介 待合室・設備の写真 高い
よくある質問 支払い方法
駐車場の有無
あとから
採用情報 看護師・受付の募集 あとから

診療時間表は「受付終了」と「休診」を文字で書く

診療時間表は、クリニックのホームページでいちばん見られる場所です。画像で作るとスマホで拡大しないと読めず、変更のたびに画像を作り直す手間もかかります。表は文字で作り、次の4つを必ず入れましょう。

  • 診療時間と受付終了時間の両方
  • 休診の曜日(例:木曜午後・日曜・祝日)
  • 土曜だけ時間が違う場合はその時間
  • 臨時休診はトップの上部に日付で

「9:00〜18:00」とだけ書くと、17時55分に着いて受付が終わっていた、ということが起きます。「受付は17:30まで」のように、受付終了の時刻を別に書くのがおすすめです。

予約の方法は「電話」「Web予約」「順番受付」をはっきり分ける

予約制なのか、順番受付なのか、予約なしでも受診できるのかが分からないと、電話が鳴り続けます。予約システムを使う場合は、どの画面からでも予約ページへ進めるボタンを置き、スマホでは画面の下に常に表示しておくと押されやすくなります。予約なしの患者さんの受け入れ方も、一文で添えておきましょう。

医療広告のルールで気をつける4つのこと

クリニックのホームページは、医療法の広告のルールの対象です。医療法では、虚偽の広告に加えて、他の医療機関と比べて優れていると示す広告や、誇大な広告が禁止されています。ホームページの文章を書くときに、特に気をつけたいのは次の4つです。

気をつけること 避けたい例 書き換えの例
比べて優れている表現 地域で一番の設備 導入している機器名を書く
患者さんの体験談 「すぐ治った」の声 載せない
治療前後の写真 説明のない症例写真 内容・費用・リスクを添える
診療科名 独自の呼び方 法令で決められた名称

患者さんの主観や伝聞による、治療の内容や効果についての体験談は、医療法施行規則で広告できないと定められています。口コミサイトの評価をそのまま転載するのも避けましょう。治療前後の写真は、患者さんを誤認させるおそれがあるものは広告できません。

自由診療を載せる場合は、通常必要とされる治療の内容と費用、主なリスクや副作用、問い合わせ先を書くことが求められます。また、診療科名は医療法施行令で決められた名称で書きます。「内科」「小児科」「皮膚科」のほか、「糖尿病内科」のように決められた組み合わせも使えますが、独自の呼び方を診療科名として掲げることはできません。

自費診療の料金表や症例写真の具体的な書き方は、歯科医院向けの記事で詳しく整理しています。考え方はほかの診療科でも同じです。

あわせて読みたい歯科医院のホームページ制作ガイド|診療ページの分け方と自費料金・症例写真の書き方自費料金と症例写真を載せるときの書き方2026.10.01

注意

ここで挙げたのは代表的な項目です。ホームページの表現に迷ったときは、厚生労働省の「医療広告ガイドライン」や、開業地の保健所に確認してから公開しましょう。

開業前に作るときの順番と費用の目安

開業前のクリニックは、診療時間や予約の方法が直前まで決まらないことがよくあります。全部が決まってから作り始めると、開院日に間に合いません。決まった部分から公開して、内容を足していく進め方が向いています。

開業前のホームページの進め方

  1. STEP 1ページ構成を決める診療科と入口の分け方
  2. STEP 2院内の写真を撮る内装の完成後すぐに
  3. STEP 3開院前に公開する開院日と地図を先に
  4. STEP 4診療情報を追加時間・予約・初診の流れ
開院日と場所だけでも先に公開しておく

費用は、ページ数と、予約システムをつなぐかどうかで変わります。WEB PREPAの場合、制作費をまとめていただくのではなく月額でお支払いいただく形で、ページ数によって次の3つのプランがあります(いずれも税込)。

プラン ページ数 月額
BASIC 1〜3ページ 7,800円
STANDARD 4〜10ページ 9,800円
ADVANCE 11〜20ページ 12,800円

上で挙げた8ページ前後の構成なら、STANDARDが目安です。STANDARDは、LINEからお申し込みいただくとキャンペーン価格の月額7,800円になります。サーバー・ドメイン代と月2回までの更新代行も月額に含まれるので、臨時休診や診療時間の変更もそのまま依頼できます。初期費用は毎月3社様限定で0円です。詳しい条件は料金プランをご覧ください。内科・小児科を想定したデモサイト「あおぞらクリニック」では、診療時間の確認から予約までをスマホで迷わず進める作りを形にしています。

よくある質問

開業前のどのくらいから公開すればいいですか?

開院日と場所が決まった時点で、開院のお知らせとアクセスだけでも先に公開しておくのがおすすめです。検索結果に出るまでには時間がかかるため、開院直前に公開すると、開院してしばらく検索に出ないことがあります。

患者さんの声を載せてもいいですか?

治療の内容や効果についての体験談は、医療法施行規則で広告できないとされています。「待合室が清潔だった」のような治療に関係しない感想でも、載せ方に迷う場合は保健所に確認してからにしましょう。

院長の写真は載せたほうがいいですか?

初めての患者さんは「どんな先生か」を気にしています。顔写真と経歴、診療で大切にしていることを短く載せると、受診のハードルが下がります。写真を出したくない場合は、経歴と診療の考え方だけでも載せておきましょう。

Web予約のシステムは必ず必要ですか?

必須ではありません。予約なしの診療が中心なら、受付時間と混みやすい時間帯を書くだけでも十分です。電話が多くて受付が回らない場合に、予約システムや順番受付の導入を検討すると、ホームページから予約画面へつなげられます。

公開後の更新や保守は月いくらかかりますか?

依頼先によって大きく違います。WEB PREPAは月額7,800円から(税込)で、サーバー・ドメイン代と月2回までの更新代行を含めています。臨時休診のお知らせなど、急ぎの更新をどう頼めるかも確認しておくと安心です。

制作会社が廃業したら、ホームページはどうなりますか?

ドメインとサーバーを誰の名義で契約しているかで変わります。クリニック名のドメインが制作会社の名義のままだと、移すのに手間がかかります。契約前に、ドメインの名義とデータを受け取れるかの2点を確認しておきましょう。

クリニックのホームページ制作のご相談はWEB PREPAへ

初期費用は毎月3社様限定で0円、月額7,800円から(税込)。診療時間表や予約の入口の作り方からご相談いただけます。ご契約前のデザイン制作は0円なので、見てから決められます。

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