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2026.08.09 ・ ホームページ制作

ドメインの名義は誰になっている?Whoisでの確認方法と制作会社名義のリスク

「ホームページのことは、制作会社にすべてお任せしています」。日々の業務が忙しい中で、専門的な部分を任せられるのは大きな助けになります。

ただ、ひとつだけ確認しておいていただきたいのが「ドメインの名義が誰になっているか」です。曖昧なまま数年が過ぎ、制作会社を変えるときに困るというご相談は少なくありません。名義の確かめ方と確認事項を整理します。

この記事でわかること

  • ドメインの「名義」が指すもの(登録者・契約アカウント・支払い)
  • Whoisを使って自社ドメインの名義を確かめる手順
  • 名義の3パターンと、制作会社を変えるときに起きること
  • 契約前の質問例と、公開済みサイトで残しておく管理台帳の項目
目次
  1. ドメインの名義とは?「登録者」「契約アカウント」「支払い」は別もの
  2. ドメインの名義を確認する方法|Whoisで調べる4ステップ
  3. 名義の3パターンと、制作会社を変えるときに起きること
  4. 名義が曖昧なまま起きやすい3つのトラブル
  5. 確認リスト|契約前の質問と、公開済みサイトの管理台帳
  6. よくある質問

ドメインの名義とは?「登録者」「契約アカウント」「支払い」は別もの

ドメインは example.co.jp のような、ホームページとメールアドレスに使う住所です。「名義」と一口に言っても、実際には次の4つの立場が関わっています。

立場 何をする人か 自社にしておきたいか
登録者(Whoisの登録者) ドメインの持ち主として登録されている人・会社 自社にしておきたい
管理会社の契約アカウント ドメインを申し込んだ管理会社のIDを持っている人 自社で持つか、IDを受け取っておく
支払い担当 更新料を払っている人・カード 任せてもよいが、更新日は把握する
技術担当 サーバーやメールとの接続設定をする人 制作会社に任せてよい

日本の会社がよく使う .co.jp は、日本国内で登記を行っている会社が登録でき、原則1つの組織に1つです(JPRSの登録ルール)。そのため登録者は自社になりますが、申し込んだ管理会社のアカウントを制作会社が持っている、というケースはあります。「登録者が自社なら安心」ではなく、アカウントまで手元にあるかを見てください。

ドメインの名義を確認する方法|Whoisで調べる4ステップ

名義は、誰でも使える検索サービス「Whois(フーイズ)」で確かめられます。専門知識は要りません。

ドメインの名義を確かめる4ステップ

  1. STEP 1種類を見る.jpか.comか
  2. STEP 2Whoisで検索ドメイン名を入力
  3. STEP 3登録者欄を見る自社名か他社名か
  4. STEP 4契約先に確認IDと更新日も
Whoisで登録者欄を見て、最後に契約先へIDと更新日を確認する
  1. ドメインの末尾を見る(.jp/.co.jp なのか、.com/.net などなのか)
  2. .jp で終わるドメインは JPRS WHOIS、.com などは ICANN Lookup でドメイン名を検索する
  3. 登録者(Registrant)の欄に、自社名が出るか、他社名が出るかを見る
  4. 結果を控えたうえで、制作会社か管理会社に「契約アカウントと更新日」を確認する
注意

.com などでは、個人情報を守るために管理会社の名前が代わりに表示される「Whois情報公開代行」が使われていることがあります。この場合は登録者欄だけでは判断できないので、管理会社の契約アカウントが誰のものかを確認してください。

名義の3パターンと、制作会社を変えるときに起きること

名義には主に3つのパターンがあります。どれが正解というより、自社がどれなのかを把握しておくことが大切です。

名義のパターン 日常の手間 制作会社を変えるとき
自社名義(アカウントも自社) 更新通知やカード情報の管理は自社で行う サイトのデータを引き継げば移行できる
自社名義だが、管理は制作会社に委任 支払いや更新は任せられる IDとパスワードを返してもらえば移行できる
制作会社名義(自社は契約に関与しない) 手間はほぼない ドメインの移管手続きに相手の協力が必要になる

制作会社名義

  • 更新や支払いの手間がない
  • 自社で把握しなくても動く
  • 移管に相手の協力が要る
  • 廃業・連絡不通に弱い

自社名義(管理は委任可)

  • 会社の資産として持てる
  • 制作会社を変えやすい
  • 管理は任せることもできる
  • IDの保管は自社で必要
管理は任せても、名義とIDは自社で持っておくのが安心

制作会社名義が必ず悪いわけではありません。問題になるのは、自社がそれを把握していない場合です。制作会社を変えるときの進め方は別の記事にまとめています。

あわせて読みたいホームページ制作会社の乗り換え手順|解約前に引き継ぐ5つと切り替えの順番解約前に確認することと、移管の順番2026.09.12

名義が曖昧なまま起きやすい3つのトラブル

実際によく聞くのは、次のようなケースです。

制作会社を変えたいのにドメインを移せない

名義が制作会社のままで、解約の話し合いのときに初めて移管の手続きが必要だと知るケースです。

担当者の退職で管理画面のIDが分からない

担当が替わり、どこで契約しているのかさえ分からなくなることがあります。

更新切れでサイトとメールが同時に止まる

ドメインは会社のメールアドレスにも使われているため、更新が切れると取引先からのメールも届かなくなります。自動更新のカードの有効期限切れという単純な理由で起きることもあります。

ポイント

長く使っているドメインほど、検索での評価や他のサイトからのリンクが積み上がっています。取り直すとその積み重ねを手放すことになるため、リニューアルでもドメインはできる限り引き継ぐのが基本です。

確認リスト|契約前の質問と、公開済みサイトの管理台帳

これから依頼する場合は、見積もりの段階で次の質問をそのまま聞いてみてください。相手を疑うためではなく、あとから双方が困らないための確認です。

確認すること そのまま使える質問の例
ドメインの名義 「ドメインの登録者はどちらの名義になりますか」
サーバーの契約形態 「サーバーは自社で契約しますか、御社の環境を借りる形ですか」
管理情報の受け渡し 「公開後、管理画面のIDとパスワードはいただけますか」
解約時の扱い 「将来ほかの会社に頼む場合、データとドメインはどうなりますか」

すでに公開済みのサイトなら、次の項目を紙かデータで社内に残しておきます。担当者が替わっても引き継げる形にしておくのが目的です。

台帳に残す項目 記入例
ドメイン名と登録者 example.co.jp/自社
管理会社と契約アカウント 〇〇ドメイン/IDは社内の金庫ファイル
更新日と支払い方法 毎年3月/法人カード(有効期限も記入)
サーバーの契約先 〇〇サーバー/年払い
メールの契約先 サーバーに含む/別契約

WEB PREPAでは、ドメインとサーバーはお客様の名義で契約していただくことを基本にしています。日々の管理はお手伝いしますが、所有はお客様のもの、という考え方です。費用は料金のご案内、お作りしたサイトは制作実績でご確認いただけます。

よくある質問

制作会社名義のドメインを、自社名義に変えることはできますか?

多くの場合できます。ドメインの管理会社で登録者の変更手続きを行いますが、今の名義人である制作会社の協力が必要になるのが一般的です。手順は管理会社ごとに違うため、まず制作会社に相談してください。

名義を変えるのに費用はかかりますか?

管理会社の手数料がかかる場合と、かからない場合があります。制作会社側の作業費を定めている契約もあるため、契約書や利用規約で確認しておくと安心です。

ドメインの更新を忘れるとどうなりますか?

有効期限を過ぎるとサイトとメールが使えなくなります。期限後の一定期間なら復旧できる扱いの管理会社もありますが、期間や費用は管理会社ごとに違います。自動更新のカードの有効期限も確認しておきましょう。

制作会社が廃業したら、ドメインとサイトはどうなりますか?

自社名義で管理画面のIDも手元にあれば、別の会社に引き継げます。制作会社名義で連絡もつかない場合は、管理会社への相談など手続きが長引くことがあるため、早めに名義を確認しておくのが一番の備えです。

公開後の保守は月いくらくらいかかりますか?

サーバー管理やバックアップだけなら月数千円程度、更新代行まで含むと月1万円前後からが一つの目安です。ドメイン代とサーバー代が保守料金に含まれるかも確認してください。

フリーランスと制作会社、名義の面ではどちらが安心ですか?

依頼先の規模より、契約の中身で決まります。どちらに頼む場合も、ドメインとサーバーを自社名義で契約し、管理画面のIDを受け取れるかを契約前に確認してください。

名義の確認からのご相談もWEB PREPAへ

初期費用0円・月額制。「今の名義がどうなっているか分からない」という段階でも状況をうかがい、まずは無料でデザイン案をご覧いただけます。

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