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2026.10.24 ・ ホームページ制作

美容室の持続化補助金、ホームページに何を入れる?予約システム・スタイル写真・掲載料の扱い

新しいメニューを始める、客層を広げたい、予約を自社のサイトでも受けたい。美容室でホームページを作り直すきっかけはいろいろありますが、持続化補助金を使うなら、何をどの経費に入れるかを先に整理しておく必要があります。

この記事では、第20回の公募要領とよくある質問をもとに、美容室がホームページを含めて申請するときの対象になるもの・ならないものを、美容室でよく出てくる費用に絞ってまとめました。

この記事でわかること

  • 美容室が対象になる従業員数
  • 予約システムとスタイル写真の経費区分
  • モデル代と予約サイトの掲載料
  • ホームページと組み合わせる経費の例
この記事の情報について

2026年10月時点で、小規模事業者持続化補助金〈一般型 通常枠〉第20回の公募要領(第8版)、参考資料(2026年10月)、申請時によくあるご質問で確認できた内容です。申請前に必ず最新の公募要領をご確認ください。

目次
  1. 美容室は「従業員5人以下」が目安
  2. 予約システム・スタイル写真は何費になる?
  3. モデル代と予約サイトの掲載料は対象になる?
  4. ホームページと組み合わせる経費の例
  5. 第20回の日程と、制作会社に頼めること
  6. よくある質問

美容室は「従業員5人以下」が目安

美容室は、商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)に当たり、常時使用する従業員の数が5人以下であることが条件です。数え方には決まりがあります。

人 数えるか
正社員 数える
パート・アルバイト 数える
会社の役員 数えない
同居の親族の従業員 数えない
派遣社員 数えない
試用期間中の人 数えない

パートタイムの人は、よくある質問で常時使用する従業員に含むとされています。スタッフが増えてきた美容室は、申請の前に人数を数え直しておきます。なお、補助事業が終わるまで小規模事業者であることも必要です。

予約システム・スタイル写真は何費になる?

美容室のホームページでよく出てくる費用を、第20回の資料で経費区分に当てはめると次のとおりです。ホームページに関わるものは、ほとんどが「ウェブサイト関連費」です。

費用 経費区分
ホームページの制作 ウェブサイト関連費
ネット予約のシステム ウェブサイト関連費
ホームページ用のスタイル写真 ウェブサイト関連費
SNS広告だけに使う画像 広報費
新メニューのチラシ 広報費

よくある質問では、システムの購入や開発はウェブサイト関連費とされています。写真は、ホームページに載せるならウェブサイト関連費、SNS広告だけに使うなら広報費です。ホームページと広告の両方に使う写真は、ウェブサイト関連費になります。

ポイント

ウェブサイト関連費の補助金の申請額は30万円(税込)が上限です。予約システムとホームページを合わせても、この枠の中で考えます。

モデル代と予約サイトの掲載料は対象になる?

美容室ならではの注意点が2つあります。

モデル代・衣装代は対象外

公募要領では、ウェブサイトや動画に使う画像の「被写体」の購入にかかる費用は対象外です。よくある質問では、人物などの被写体や、衣装・小道具などが例に挙がっています。スタイル写真の撮影費は対象になり得ますが、モデルへの謝礼や衣装は分けて考えます。

掲載料は「期間内の分」と「課金の形」で変わる

予約サイトの掲載料のように、一定の期間ごとに一定の料金を払う広告は、よくある質問で、補助事業の期間内に掲載される分に限って広報費の対象になるとされています。一方で、売上や予約件数などに応じて課金される費用や、成功報酬型の費用は対象外です。

対象にならないもの

  • モデルへの謝礼
  • 撮影用の衣装・小道具
  • 予約件数に応じた手数料

対象になり得るもの

  • スタイル写真の撮影
  • ネット予約のシステム
  • 期間内の定額の掲載料
美容室の費用で、対象になり得るもの・ならないもの

ホームページと組み合わせる経費の例

持続化補助金は、ウェブサイト関連費だけでは申請できません。同じお客様に向けた取り組みとして、ほかの経費と組み合わせます。美容室でよくある組み合わせの例です。

取り組み ホームページ 一緒に申請する経費
ヘッドスパを始める メニューと予約のページ 機械装置等費
広報費(チラシ)
大人の客層を広げる スタイル写真のページ 広報費(チラシ・広告)
子連れで来やすくする 設備と予約の案内 委託・外注費
(店舗改装)

どの経費が使えるかは、計画の中身で変わります。補助対象になるのは、単なる会社案内のホームページではなく、新しい商品・サービスの案内など販路開拓につながるものです。計画は地域の商工会・商工会議所に相談しながら固めていきます。

美容室のホームページでどのページを用意するか、予約サイトとの役割をどう分けるかは、次の記事で詳しく説明しています。

あわせて読みたい美容室のホームページに必要な8ページ|ホットペッパーとの役割分担と予約・採用の導線必要な8ページと、予約サイトとの役割分担2026.09.25

第20回の日程と、制作会社に頼めること

できごと 第20回の日付
申請受付 2026年11月5日〜
12月15日17:00
様式4の発行受付締切 2026年12月4日
採択発表 2027年3月頃の予定
補助事業の実施期限 2028年3月31日

申請書類(経営計画・補助事業計画など)は、事業者ご自身が作るものです。行政書士法により、行政書士でない者が報酬を得て官公署に出す書類を作ることはできないため、WEB PREPAは申請書類の作成や申請の代行はしていません。お手伝いできるのは、申請に使える内訳つきの見積書と、発注書・納品書・請求書の用意、そして期間内の制作です。詳しくは 補助金を使ったホームページ制作のページ にまとめています。

公式の情報

最新の公募要領で必ず確認を

補助金の決まりは回ごとに変わります。上限額・対象経費・締切は、申請する回の最新の公募要領で必ずご確認ください。計画の中身は、地域の商工会・商工会議所に相談しながら決めるのが確実です。

よくある質問

スタッフが6人いますが、申請できますか?

役員、同居の親族の従業員、派遣社員、試用期間中の人などは数えません。それらを除いて常時使用する従業員が5人以下なら対象になり得ます。パート・アルバイトは数に入ります。

ネット予約のシステムは何費になりますか?

ウェブサイト関連費です。よくある質問では、システムの購入や開発はウェブサイト関連費とされています。ホームページと合わせて、補助金の申請額30万円の枠の中で考えます。

ヘアモデルへの謝礼は対象になりますか?

なりません。撮影に使う人物などの被写体や、衣装・小道具などの費用は対象外の例に挙がっています。撮影そのものの費用とは分けて見積もってもらいましょう。

予約サイトの掲載料は対象になりますか?

一定期間ごとに定額を払う広告は、補助事業の期間内に掲載される分に限って広報費の対象になるとされています。予約件数などに応じて課金される費用は対象外です。

今の店のホームページを作り直すだけでも対象になりますか?

単なる会社案内のホームページではなく、新しいメニューの案内など販路開拓を目的としたものであれば対象になり得ます。また、ホームページの費用だけでは申請できないため、ほかの経費と組み合わせた計画が必要です。

採択されなかったら、費用はかかりますか?

制作の発注は交付決定のあとに行うため、採択されなかった場合は、その時点で制作の費用は発生しません。自費で進めるか、次の回に申請し直すかを選べます。

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