筑紫野市・太宰府・春日の士業向けホームページ制作|相談につながる項目と選び方

「紹介で足りているので、ホームページは名刺代わりで十分」——税理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士の先生方から、よくうかがう言葉です。ただ、紹介を受けた相談者のほとんどは、連絡する前に事務所名で検索します。そのとき画面に出てくるものが、相談するかどうかの最後の判断材料になっています。
筑紫野市の士業事務所が置かれている環境
筑紫野市は人口およそ10万人規模の市で、福岡市中心部へ通勤する住宅地としての性格と、古くからの中心市街地である二日市周辺の商業・事業所の集積が重なっています。JR二日市駅と西鉄二日市駅が近接し、朝倉街道・天拝山・原田・筑紫といった駅が市内に点在。九州自動車道の筑紫野インターがあり、県境をはさんで佐賀県の基山町・鳥栖市とも近い立地です。
士業にとって見逃せないのは、手続きの窓口が市内にあることです。筑紫税務署は筑紫野市内に置かれ、その管内は筑紫野市・春日市・大野城市・太宰府市・那珂川市の5市。九州北部税理士会の筑紫支部も、この税務署管内を単位としています。登記を扱う法務局の支局も市内にあります。
つまり、筑紫野市の士業事務所の商圏は「筑紫野市だけ」ではなく、太宰府市・春日市・大野城市・那珂川市を含む筑紫地区、さらに小郡市・筑前町・朝倉市・基山町までが自然な範囲になります。一方で、同じ理由から事務所の数も多く、相談者は複数の事務所を見比べたうえで連絡先を選びます。ホームページは、その比較の土俵に上がるための資料です。
相続・会社設立の相談は「地元で探す」ことが多い
顧問契約は紹介中心でも、相続の相談、実家の名義変更、会社設立、許認可といった一回きりの依頼は、本人や家族が検索して探すことが珍しくありません。筑紫野市のように住宅として長く住まれている地域では、世代交代にともなう相続・不動産の相談が一定数生まれます。専門家の知り合いがいない相談者にとって、「近くて、話しやすそうな事務所」を探す入口が検索になります。
士業のホームページは「相談していいか」を判断される場所
士業サイトへの訪問者は、商品を買いに来た人ではありません。「この内容で相談していいのか」「費用が分からず怖い」「何を持っていけばいいのか」という不安を抱えたまま読んでいます。逆に、理念と沿革だけが並び、取扱業務が「税務全般」「登記全般」としか書かれていないサイトは、読んだ人が自分の悩みと結びつけられません。書くべきなのは、相談者が来所前に確認したい具体的な項目です。
| 相談者が知りたいこと | サイトに書けること |
|---|---|
| 誰が話を聞いてくれるのか | 代表と担当者の顔写真・経歴・所属する会と登録の有無 |
| 自分の悩みを扱っているか | 取扱業務を具体名で(相続登記/会社設立/記帳代行/年末調整/建設業許可 など) |
| 費用がどれくらいか | 報酬の考え方、初回相談が無料かどうか、実費(登録免許税など)と報酬の区別 |
| 初回相談は何をするのか | 予約方法・所要時間の目安・持参するもの・オンライン面談の可否 |
| 来てもらえる範囲か | 対応エリア(筑紫野市を中心に太宰府・春日・大野城・那珂川・小郡・基山など) |
| いつ連絡がつくのか | 電話の受付時間、フォームの返信目安、土日・夜間の対応可否 |
とくに「持参するもの」と「所要時間」は、書いてある事務所が少ない項目です。相続の相談で戸籍や固定資産の通知書があると話が早い、といった一文があるだけで、相談者は準備ができ、来所のハードルが下がります。
士業サイトでつまずきやすい3つの点
1つ目は、専門用語のまま書いてしまうことです。相談者は「相続登記」という言葉を知らないまま、「亡くなった父の家の名義を変えたい」と検索します。見出しは専門用語、その下の説明は日常の言葉、というように両方を置くと、検索にも人にも届きます。
2つ目は、費用にまったく触れないことです。案件ごとに変わるのは当然ですが、何も書かれていないと相談者は不安のまま離れます。金額を確定できなくても、報酬の決まり方、実費と報酬が別であること、見積りが無料かどうかは書けます。料金の見せ方はホームページに料金を載せるべきかでも整理しています。
3つ目は、実績の見せ方です。士業は守秘義務があり、依頼者を特定できる形で事例を出せません。代わりに、よくある相談を一般化した類型や、初回相談から解決までの流れを紹介すると実像が伝わります。お客様の声を載せる場合は、本人の許諾を得て掲載範囲を書面で確認してください(実績ページの作り方)。
表現の注意(誇大表現は避ける)
「必ず通る」「絶対に節税できる」といった断定や、他事務所との優劣を示す表現は避けます。各士業には所属する会の会則や広告に関する規程があり、掲載できる表現の範囲が定められている場合があります。原稿を作る前に、ご自身の所属会の最新の規程を確認しておくと安全です。
筑紫野市で検索から見つけてもらうために
士業サイトへの流入は事務所名での検索が中心ですが、それに加えて「筑紫野市 相続 相談」「二日市 会社設立」のような、地域名と相談内容を組み合わせた検索があります。取扱業務ごとにページを分け、見出しに地域名と業務名を自然に入れておくと、こうした検索に対応できます。1つのページに全業務を詰め込むより、業務ごとに1ページのほうが読みやすく、検索でも扱われやすくなります。
あわせて、Googleビジネスプロフィールも整えておきます。ポイントは4つです。
- 事務所名・住所・電話番号をサイトと一字一句そろえる
- 最寄り駅からの徒歩分数と、駐車場の有無・台数を書く
- 外観・入口・面談室の写真を載せる(初めての来所の不安が減ります)
- 営業時間と、年末年始や繁忙期の変更を反映する
二日市エリアは道が細く、初めて来る人が迷いやすい場所もあります。目印になる建物を一文添えておくと親切です。近隣の商圏の考え方は、隣接する那珂川市の店舗・サロン向けの記事でも触れています。
制作を依頼するときの確認4点
士業のサイトは公開後に触る場面が多く、報酬の改定、取扱業務の追加、繁忙期の受付時間の変更などを都度制作会社に連絡していると更新が止まります。依頼前に次の4点を確認してください。
- 取扱業務・料金・お知らせを自社で書き換えられるか
- ドメインとサーバーの契約名義が自事務所になるか
- スマホの実機で読みやすさと問い合わせのしやすさを確認してくれるか
- 月額費用に何が含まれ、何が別料金か
名義の話は後から取り返しがつきにくい部分です。詳しくはドメインとサーバーの名義の記事をご覧ください。制作の費用感は料金ページに、実際の士業・会計事務所のサイト例は司法書士事務所の制作実績や会計事務所の制作実績で公開しています。
地元の相談窓口と補助金
制作費の一部に補助金を使えることがあります。筑紫野市には筑紫野市商工会(湯町)があり、近隣の市にもそれぞれ商工会・商工会議所があります。相談の際は次の点にご注意ください。
- ウェブ関連費が対象になるかは公募回ごとに見直されるため、必ず最新の公募要領を確認する
- 原則として交付決定前に契約・着手した費用は対象外になる
- 補助金は後払いのため、いったん全額を立て替える資金繰りが必要になる
採択されなかった場合にどうするかまで決めてから進めると、計画が止まりません。
よくある質問
紹介が中心でも、ホームページは必要ですか
紹介を受けた人ほど、連絡する前に事務所名で検索します。そこで情報が出てこない、あるいは古いままだと、せっかくの紹介が止まってしまうことがあります。集客というより、紹介を取りこぼさないための備えとお考えください。
一人事務所です。どこまで載せればよいですか
ページ数は多くなくて構いません。トップ、取扱業務、費用の考え方、事務所案内(地図・駐車場)、相談の流れ、問い合わせ。この6つがそろえば判断材料としては十分です。まず公開し、よく聞かれる質問が増えたら足していく進め方が現実的です。
まずは無料でご相談ください
WEB PREPAは福岡を拠点に、中小事業者・個人事業主のホームページを制作しています。筑紫野市・太宰府市・春日市・大野城市・那珂川市の士業事務所からのご相談も承ります。「今のサイトで相談者に伝わっているか分からない」という段階でも構いません。デザイン案は無料でお作りしますので、まずは無料でデザインを依頼するからお気軽にお声かけください。