2026.08.17 ・ SEO対策

自分の会社名で検索しても出てこない──ホームページが検索に出ない原因と確認手順

ホームページを公開してしばらく経ち、ためしに自分の会社名で検索してみたら、どこにも出てこない。「作ってもらったのに、これでは意味がないのでは」と不安になる——制作後によくいただくご相談です。

ただ、検索に出てこないと言っても、原因はひとつではありません。会社名で出ないのか、「地域名+業種」で出ないのかによって、確認すべき場所も、かかる時間もまったく違います。まずはそこを切り分けるところから始めます。

「社名で出ない」と「業種+地域で出ない」はまったく別の問題

同じ「検索に出てこない」でも、この2つは中身が違います。前者は検索エンジンにページが認識されていない可能性があり、設定や技術的な問題であることが多い。後者は認識はされていて、ただ順位が低いだけ、というケースがほとんどです。

検索した言葉 出てこないときの意味 主に疑うこと
自社の会社名・店名 そもそも検索エンジンに登録されていない可能性がある 公開直後で未登録/設定ミス/表記のずれ
地域名+業種(例:〇〇市 塗装) 登録はされているが、順位が下のほうにある 競合が多い/その言葉が本文にない/期間が短い
サービス名・商品名 その言葉で書かれたページが存在していない 1ページに情報を詰め込みすぎている

順番としては、まず「会社名で出るかどうか」を確かめてください。ここが出ていないうちに、地域名や業種の順位を気にしても、判断材料が足りません。

公開直後は、検索結果に出るまで時間がかかる

意外と知られていませんが、ホームページは公開した瞬間に検索結果へ載るわけではありません。検索エンジンがページを見つけ、内容を読み取り、検索結果に載せる(インデックスする)までには時間がかかります。新しく公開したサイトなら、数日で載ることもあれば、数週間かかることもあります。

公開から1週間程度であれば、まだ様子を見る段階です。慌てて設定をあれこれ変えるより、まず今どういう状態なのかを確認しましょう。

検索エンジンに登録されているかを確かめる方法

手軽なのは、Googleの検索窓に site:自社のドメイン(例:site:example.com)と入力する方法です。自社のページがいくつか表示されれば、少なくとも登録はされています。何も出てこない場合は、まだ登録されていないか、後述する設定の問題が疑われます。

もう少し正確に見るなら、Googleサーチコンソールの「URL検査」で対象のページを調べます。登録済みか、まだ登録されていないか、その理由まで表示されます。サーチコンソールの基本的な見方はサーチコンソールで見るべき3つの数字で解説しています。

会社名で検索しても出てこないときに確認する5つのこと

  • 制作中の「検索させない設定」が残っている
  • トップページに社名がテキストで書かれていない
  • 会社名の表記が実際の検索とずれている
  • Googleビジネスプロフィールが未登録
  • 同じ名前・似た名前の会社が他にある

最も多いのが1つ目です。制作中は未完成のページが検索に出ないよう、あえて検索エンジンに読ませない設定にしておくことがあります。WordPressであれば「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」というチェック項目がそれにあたります。公開時に外し忘れると、いつまで経っても検索結果に出てきません。まずここを制作会社に確認してください。

2つ目は見落としやすい点です。トップページの社名がロゴ画像だけで、文字としてはどこにも書かれていない場合、検索エンジンは社名を読み取りにくくなります。ヘッダーやフッター、会社概要に正式名称をテキストで入れておきます。

3つ目は表記のずれです。「株式会社」が前につくのか後ろにつくのか、カタカナか英語か、実際にお客様が打ち込む形と、サイトに書かれている形が違うことがあります。ページ内には正式名称を置きつつ、会社概要などで読み方や通称にも触れておくと拾われやすくなります。

4つ目、店舗や事務所を構えているなら、Googleビジネスプロフィールの登録も並行して進めます。地図情報とホームページは別のもので、両方あって初めて社名検索の結果が充実します。考え方はローカルSEOの基本にまとめています。

5つ目は、同名の企業や全国的に有名な似た名前のサービスがある場合です。この場合は社名単体ではなく「社名+地域名」で確認してみてください。

「地域名+業種」で出てこないのは、順位がついていないだけ

会社名では出るのに、狙っている言葉では出てこない。これは異常ではなく、単に順位がまだ低いという状態です。原因として多いのは次の3つです。

その言葉がサイトのどこにも書かれていない

「〇〇市 内装工事」で見つけてほしいのに、サイト内に市名が一度も出てこない、というケースは珍しくありません。対応エリアや所在地、施工事例の中で、その地域名と業種が自然に登場する状態をつくります。無理に詰め込む必要はなく、見出しと本文に一度ずつ、事実として書かれていれば十分です。

1ページにすべてを詰め込んでいる

検索エンジンは基本的に「ページ単位」で内容を判断します。トップページ1枚にサービスも料金も事例も詰め込んでいると、何のページなのかが定まりません。扱っているサービスが複数あるなら、それぞれを別ページに分けたほうが、それぞれの言葉で見つけてもらいやすくなります。

いきなり競争の激しい言葉を狙っている

「リフォーム」「税理士」のような1語の検索は、大手企業や大規模な比較サイトがひしめいています。公開したばかりのサイトがすぐに並ぶのは現実的ではありません。まずは地域名や具体的な悩みを組み合わせた2〜3語の言葉から取りにいくのが定石です。この考え方は記事テーマとキーワードの決め方で詳しく書いています。

確認するときの順番

あれこれ同時に触ると、何が効いたのか分からなくなります。次の順番で見ていくと整理しやすくなります。

順番 やること わかること
1 site:検索で自社ドメインを調べる 検索エンジンに登録されているか
2 会社名・店名だけで検索する 設定や表記に問題がないか
3 サーチコンソールで表示回数を見る どんな言葉で見られているか
4 狙う言葉を2〜3語に絞り直す 現実的に届く範囲かどうか

3の段階で表示回数がゼロでなければ、検索結果には出ています。あとは順位とクリックの問題です。公開直後にやっておきたい点検はホームページ公開後にやることにまとめています。

「上位表示を保証します」という営業には注意

検索結果に出てこない時期は不安になりやすく、「1位を保証します」「Googleと提携しています」といった営業の電話やメールが響いてしまうことがあります。ただ、検索順位は検索エンジン側が決めるもので、事前に保証できる性質のものではありません。保証をうたう提案や、根拠の説明がない高額な月額契約には、いったん立ち止まってください。

順位が上がらない理由には、設定の問題のように今日直せるものと、時間の蓄積が必要なものの両方があります。まずどちらなのかを見極めることが、遠回りに見えていちばん確実です。

検索に出てこない原因、一緒に確認します

WEB PREPAでは、ホームページの現状確認から制作・公開後の運用までを一貫してお手伝いしています。他社で作られたサイトについてのご相談も承ります。これまでの制作実績料金もあわせてご覧ください。

「公開したのに反応がない」「どこから手をつければいいか分からない」という段階でも構いません。まずは無料でデザインを依頼するからお気軽にご相談ください。

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